第１回実験惑星科学ワークショップが、湯原温泉・湯の蔵つるやさんで行われました。記念すべき第１回のゲストは久留米大学の長沢真樹子さんと、神戸大学の高橋芳幸さんでした。長沢さんには「小惑星の力学」と題して、小惑星の軌道がどう決まるのか、基本的な物理から教えて頂き、大変勉強になりました。高橋さんには「大気大循環モデルを用いた惑星大気の数値シミュレーション」と題して、特に火星の大気循環による水の輸送に関して、お話しして頂きました。旅館はこぢんまりとしながら、のんびりを過ごすことが出来、温泉も食事も素晴らしかったです。１日目の午後からしんしんと降り始めた雪が、２日目の朝には１５センチ以上の積雪に変化し、雪とは無縁の神戸人にはサプライズな出来事でした。
