研究グループの紹介

本グループでは,地球を始めとする惑星の起源や進化を,室内実験や惑星探査により研究しています。特に,太陽系天体の多様性に対する天体衝突の影響や氷衛星,彗星等氷天体のダイナミクスを調べています。

現在,宇宙科学研究所,JAXA,千葉工大,高知大,産業医科大,愛知東邦大などの全国の大学研究者と伴に,次期小惑星探査機「はやぶさ2」の小型搭載型衝突装置と,その衝突過程を観測する分離カメラの開発やサイエンス検討を行っています.

左上)SCI模擬実験@神岡 右上)サイズの異なるガラスビーズのクレーター形成実験@宇宙研
下)石膏・ガラスビーズ混合球の斜め衝突実験@神戸大学

・研究室の紹介ビデオ

Video Edited by Takumi Nagano

・研究室の紹介ポスター

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熱進化を経験した氷微惑星の衝突破壊過程に関する論文を発表

雪球及び氷球の斜め衝突実験を行い,衝突破壊強度の衝突角度及び衝突速度依存性を明らかにして氷微惑星の衝突過程へと応用した成果が,アメリカの科学雑誌「Icarus」に掲載されました. M. Nakamura, M. Yasu …

土星リング粒子を模擬した多孔質雪球の反発係数に対する空隙率依存性についての論文を発表

空隙率40, 50, 60%の多孔質氷球の反発係数を測定し,その空隙率,衝突速度依存性を明らかにして土星リング粒子の衝突過程へと応用した成果が,アメリカの科学雑誌「Icarus」に掲載されました. Y. M. Toyod …